インシディアス 最後の鍵
原題：Insidious: The Last Key
日本公開：2018年10月3日DVDが発売
上映時間：103分

あらすじ

超常現象の専門家として活動するエリーズのもとに仕事の依頼がやってきた。 それは、かつて幼少期にエリーズが暮らしていた家に現在住んでいるという男が、引っ越してきてから不可解な現象が続くため、助けてほしいという内容だった。 迷ったあげくに仕事を引き受けたエリーズだが、思わぬ事態に遭遇する…。

こんな人にオススメ！

インシディアスシリーズが好きな人！
リン・シェイのエリーズが好きな人！
濃厚なホラーが見たい人！

ストーリー

1953年メキシコ、ファイブキース州。
近くの刑務所で死刑執行された人間の名前を言い当て、最後の食事がステーキだと言う少女。
母はエリーズの力を理解しているが父はそうではない様だ。
母は弟のクリスチャンにホイッスルを渡す。
エリーズと弟は霊を見て騒いだ所、父親が部屋に来てエリーズを地下へ閉じ込める。
地下でエリーズは手に鍵を付けたモンスターに襲われる。
様子を見に来た母がエリーズを見つけるが殺されてしまう。

現代のエリーズ。
目覚めると「私に鍵を渡す？」と書かれたメモ。
タッカー＆スペックスと話していると仕事の電話が来る、テッドという男がファイブキースのエリーズの子供のころの住所に住んでいると言われ断る。
二人に事情を話して一人で向かおうとするがスペックスとタッカーは付いてくる、嬉しそうエリーズ。

家に着くと家具は昔のままでテッドは全部あったと言う。
噂を気にせず買ったが噂は本当だったと話す。
最初は足音だったが次第に声に変わっていった。
部屋の中を散策する、子供部屋にクリスチャンに贈られたホイッスルを見つける。
部屋の外に影が見える、後を追うとそこには女が居る、カメラには映るがエリーズには見えない。
「あの子を助けて」と首を掴まれながら言われる。
ホイッスルを失うが昔、見たことがあるというエリーズ。

過去に戻りクリスチャンと掃除しているエリーズ、物音が鳴り見に行くと女が居る、そこに父親が帰ってくる。また見たと言うのかと口論になりエリーズが父の頭を触ると未来が見える。
「もう罰は受けない」そう言い家を飛び出す。
あんな化け物誰も愛さない。それが父から聞いた最後の言葉だった。

カフェでメリッサとイモジュンの姉妹と出会う、そして雑談しているとクリスチャンが入ってくる。
姉じゃない、あんたは本物の化け物と一緒にしたんだと言い帰っていく。
会えてよかったと言うメリッサに父にこれを渡してとホイッスルの写真を渡す。

もう1度家に行く。赤いドアを探す。
女の霊に声を掛けるとホイッスルが聞こえる。
地下への扉を開ける。壁の中からホイッスルが聞こえる、ホイッスルで会話して向こう側に見せたい何かあるとわかる。
鍵穴を見つけ、父の服に付いてた鍵束を持ってくる。
ドアを開けるとホイッスルが落ちている、そしてうずくまってる女。
ホイッスルを手に取ると女の霊に「彼女よ」と言われる、驚くエリーズ。
ライトを手に取る女は幽霊じゃなく生きた人間だった。
テッドが銃を持って現れる、エリーズとタッカーは女と一緒に閉じ込められる。
1階に戻りスペックスを探すテッド。
スペックスが棚を使いテッドを殺す。警察と救急車が来る。この世には生きた悪魔も大勢いると慰めるエリーズ。

事情聴取中にエリーズはメリッサの幻覚を見る。
クリスチャンと姉妹は家の探索をしていた。
父の声が聞こえ地下に呼び出されるメリッサは手がカギになっているモンスターに襲われる。
首に鍵を刺されると声を失い、胸に鍵を刺されると意識を失う
エリーズが家に着くが間に合わず病院に運ばれるメリッサ。
イモジュンが私にも見えると過去を話す。

二手に分かれ家を探索する。
服から過去を見ると少女時代に見た女は幽霊じゃなく生きた人間だったとわかる。
服のほつれた糸が引っ張られ通気口の奥に何かあるとわかる。
奥のアタッシュケースには頭蓋骨とその人の荷物が入っていた。
更に奥には多数のアタッシュケースが置いてある。
一番下のアタッシュケースを開けるとモンスターが現れ首を掴まれる、その反動で彼方の世界へ入る。
過去の自分に語り掛ける。
イモジュンが私が彼方の世界へ行くと言いスペックスとタッカーに催眠術をかけてもらう。
彼方の世界へ入ったイモジュンは女の霊に案内してもらう。
赤いドアに入ると女の霊は私は入れない探し物は中よと言われる。

エリーズは中で父を見つける、鍵のモンスターが棒を渡すとエリーズは父を殴り出す。
そこにイモジュンが現れエリーズは正気を取り戻す、首を刺され病院のメリッサの心電図が止まる。
父が助けに入るがエリーズの胸に鍵が刺される。
モンスターの顔を棒で突き刺し、ホイッスルを吹くと母親が現れランタンでモンスターを消滅させる。
抱き合う二人。メリッサを連れて彼方の世界を歩く。
病室に戻りメリッサは息を吹き返す。
元の世界へ戻るエリーズとイモジュン。エリーズ「私はしぶといのよ」

病室でクリスチャンにホイッスルを渡す。
クリスチャンと謝りあい和解する。
外に出ると車には駐禁の紙が貼ってある。
タッカー「やつには女、俺には切符」笑いあう3人。

エリーズは夢でダルトンを見る、窓の外には赤い顔の悪魔。
目覚めるとロレインから電話が来る。
ダルトンの名前を言うと驚かれるがこれが仕事よと返す。
END

ネタバレあり感想

面白い！！！
インシディアス4作品目でどんどんクオリティ上がっていくな～って思いました！
今作はエリーズの生い立ちが判明し過去との決別をします。
テッド役の カーク・アセヴェド は海外ドラマのフリンジやウォーキングデッドに出てて好きな俳優さんです！
今回はチンピラ感ある役で良い感じですね！

エリーズがカメラには映る女の霊を認識できなかったのは女の霊に悪意が無いからなのかな？中々認識してくれないから脅かすように大声で語り掛けてきた気もしますね。

今作で一番びっくりしたのは地下の女が生きてたことですね。
ちょっとずつ動くから一気に襲ってくる系かと思ったら怖くて動けなくなってる女の子だったんですね。
そういうパターン？！ってびっくりしました！

スペックスがテッドを殺すっていう重い過去背負ってる設定付加しちゃったのどうなんでしょうかねｗ
別に気絶させて逮捕の流れでも良かったと思うんですけどね～。

そしてまさかのインシディアス１でのダルトンが梯子から落下した後のフラグ回収！サービス満点ですね！

タッカーのサイキック、サイドキックのギャグは最高でしたね。
エリーズのシリアスな雰囲気とスペックス＆タッカーのギャグキャラのバランスが素晴らしい、何回も言ってる気がしますがエリーズ死なせたのもったいないな～ｗ
今作でエリーズの血縁者で弟クリスチャンの娘のイモジュンが霊能力を持ってると判明したので今後作品が出るならイモジュンが主役ないしサポートキャラで出たりするのかな～と期待しちゃいます。
ただこの記事を書いている2020年1月28日時点ではインシディアス５の情報は無いですね。。。

イモジュン絡みでも２のカールでも新キャラでも良いのでこのノリのインシディアス新作出してくれ～

モンスターのデザインも合間の軽いギャグパートもシリアス展開も全て良い感じのレベルで見れます！
最高に面白いホラー映画の一つです！おススメ！

監督・キャスト

監督
アダム・ロビテル

キャスト
エリーズ：リン・シェイ
スペックス：リー・ワネル
タッカー：アンガス・サンプソン
メリッサ：スペンサー・ロック
イモジェン： ケイトリン・ジェラード
クリスチャン： ブルース・デイヴィソン
エリーズ父： ジョシュ・スチュワート
エリーズ母： テッサ・フェレール
テッド：カーク・アセヴェド

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