【Netflix】 ゴーストウォーズ シーズン1 全話まとめ感想 ダイスで決める人生 【海外ドラマ】

作品概要

ゴースト・ウォーズ
原題:GHOST WARS
日本公開:2020年Netflix配信
上映時間:50分前後

あらすじ

変わり者として町の住民に嫌われているローマン・マーサー。だが、超能力を持つ彼こそが、超常現象からアラスカの辺境な町を救うことができる唯一の存在。

こんな人にオススメ!

霊に対応できる能力者が主人公の作品が好きな人!
謎要素ありのサスペンス系ストーリーが好きな人!
スティーブン・キング作品のノリが好きな人!

各話あらすじ

第1話 死の扉
アラスカの辺ぴな町ポート・ムーアで、地震とバス衝突事故が起きて多数の死者を出す。だが、それは、住民を襲うもっと大きな恐怖の前兆に過ぎなかった。

第2話 コッパーヘッド・ローズの呪い
密輸にも手を出す漁師のビリー・マクグラスが町に戻る。住民たちがゴーストの恐怖におびえていることを知ったビリーは、霊能者ローマンに助けを求める。

第3話 研究所を襲うゴースト
極秘リサーチを行うラムダ研究所と科学者ランディス・バーカーの実験が、町を襲った地震とその後の超常現象を引き起こしたことが明らかになる。

第4話 マーカスの中の悪魔
ラムダに出没するゴーストの調査をローマンに依頼するランディス。マーカス少年に悪魔払いが必要だと気づいたダン神父は…。

第5話 マギーの真実
便利屋ダグと仲直りし、彼の死んだ娘マギーの魂を弔うために手を貸すローマン。だが、彼女の亡霊は、まだ誰も知らない秘密を抱えてさまよっていた。

第6話 消えたアビゲイル
妹のヴァルから保安官に任命されたビリー。その後、マーカスに連れられ森へ入ったまま行方がわからなくなった姪の捜索チームを指揮することに。

第7話 抗えない音
町で停電が起こり、住民のほとんどが教会に避難する。ダン神父を含む数人が電力の復旧を試みている頃、教会がゴーストたちに包囲される。

第8話 憎しみの連鎖
事故に遭い、生死をさまようビリー。一方のローマンは、ダン神父が何年もの間、自分の母親に何が起こったのか隠していたことを知る。

第9話 世界の終わり
別人になって姿を現すソフィア。ラムダのCEOがヘリコプターで町に乗り込んでくるが、その秘かな策略のせいで、町はさらなる恐怖にさらされる。

第10話 伝わる痛み
火事現場から謎の繭をひとつ持ち去るラムダの社員たち。別人になったパオロが現れて、思いもよらない事件を引き起こす。

第11話 止まらない食欲
妊娠したカーラの異常な食欲と急激に大きくなっていくお腹を心配する保安官代理のノーム。ヴァルとマリリンは、ラムダでアビゲイルの検査をする。

第12話 あの世に走る亀裂
バーで騒いでダグに追い出された者たちが町で暴動を起こし、ビリーとランディスは銃撃戦に巻き込まれる。ローマンに別の力があることがわかる。

第13話 町を守る魂
ローマンが超能力を使い、志願者たちがゴーストと戦うことで、死の扉を開いて町を救おうと、生き残った住民たちは僅かな可能性に望みをかける。

ネタバレあり感想

50点!!つまらなくはないんですけど、めちゃくちゃ面白い!!ってわけではない作品でした!設定とかは凄く好きだったのでシーズン1を全部見れはしたんですが、ハマるってほどのクオリティではなかったかなって感じです。

このドラマは他のドラマにかなり引っ張られてしまっているような設定が多いです。島が閉じ込められる展開はまさにスティーブン・キング作品の【アンダー・ザ・ドーム】のようだなと思いました。

主人公の設定もウォーキングデッド原作者のドラマ【アウトキャスト】と同じで主人公にだけ霊的な存在に対抗できる特殊能力を持っています。
そして神父と協力したりしなかったりする点も似てるなぁって思いました。

ストーリー展開はもちろんオリジナルなんですけど、そこまで奇抜な展開でもなくのめり込める雰囲気は無かったです。自分は好きな設定だったので楽しく見れましたけどね。
このドラマは海外でも評価がそんなに高くない作品らしいです。まぁそれもわかるなって思いましたw。

このドラマはキャスト陣が結構良い感じです。
主人公のイケメン、アヴァン・ジョーギアはゾンビランド:ダブルタップに出演しています。
ネトフリドラマのバッドブラッドの主人公役や、サンズ・オブ・アナーキーなどに出演してるキム・コーツも重要な役で出ています。
メインキャスト陣が魅力的なのもこのドラマの良い部分だと思います!。

ゴーストの存在と原因!

このドラマの良い所はゴーストが現れる理由などがきちんと語られていく点です!
まず、島が隔離されてしまった原因は企業のラマダが加速器の実験を行った結果そうなってしまったと判明します。

そしてゴーストは過去に隕石として降ってきた卵状の物体に吸い寄せられてやってきていました。
文明的な原因と超常現象的な原因が判明し、主人公のローマンだけが卵状の物体に触れると本当の形を見ることが出来る。

このドラマは序中盤まではローマンがゴーストの導きを受けながら街で起こった事件の真相に近づくようなノリが続きます。

乗っ取られた肉体。

後半になるとゴースト達は人間に入り込み、繭の中に人間を取り込みその肉体を奪うようになります。
見た目は完全に同じなので普通の人間では違和感に気づくしかないという怖い仕様になっています。そんな中ローマンは見ると本当の姿が見えるため、住民から徐々に信頼を得ていきます。

基本的に出てくる幽霊はブレブレで透明な存在なんですが、たまにしっかりと生きていた時の身体になっていたりします。
ゴーストは光に弱く、更に森のとある範囲からは出れず、境界線があると判明します。

同じようなドラマのアウトキャストとの大きな違いは、主人公のローマンは見る事は出来ても払う力があるわけじゃない点です。
なので町民は自分達の力である程度抗わないといけないのが絶望感あって良いと思いました。

結局人間が1番怖い奴!

今回の事件の原因になっているラマダのトップが島に軍隊を連れてやってくる!
しかし目的は加速器の実験を完遂する事。末期ガンの身体を治すために霊界の力を使おうと私利私欲の為に行動を開始します。

そしてラマダの部隊と武闘派の町民の小競り合いが起き。ラマダと町民と幽霊でごちゃごちゃになっていきました。
結局ラマダの実験を完遂しようとしてもローマンしか物体の真の形を作れないから上手くいかないんですけどね。

ラマダの部隊がやって来たことによって外から島に入ることが出来ると判明し、町民がヘリを奪い空から脱出をしようとするが、ヘリは墜落し空からでも島からは出る事は出ませんでした。

全話まとめ感想!

最後は物体を完成させた後、幽体離脱の状態になり、物体を加速器の中のあるべき場所に戻すことで世界を元通りにしようとします。
そのためには誰かが犠牲にならないといけない、そこでビリーは自分がやると立候補します。
最後の別れのセリフでローマンは、ビリーが自分の父親である可能性が高いと判明します。

作戦は成功し無事幽霊や、島の隔離から解放されてパーティーを始める。
しかしその場には居ないローマンとマリリン。
船の中では卵を持ったローマンとマリリンの中に入り込んだマギーは微笑みあう。END

まさかのバッドエンド風のオチ!!ローマンそんな事する風潮あったか?
いやあったような気がする、そもそも腫れもの扱いされてたし神父にも裏切られてたもんね。

マギーは序盤の話で成仏したと思ったら普通に出てくるし、最終的に身体乗っ取るしでとんでもないね!でもあの島で自分の人生を何も出来なかった2人が新たな人生を送るって終わり方は嫌いじゃない。
それなら上手い事ビリーも生かしてあげて欲しかった感あるけどねw、欲してた父親成分手に入れるチャンスだったじゃん。。。まぁ代わりにあれが出来る人が居ないからしょうがないか。

このドラマのラストシーンはちょっとビックリでしたが、そこに至るまでの流れが全体的に可も無く不可も無い感じなんですけど、なんだかんだで自分は好きかなって評価になる不思議なドラマでした!。

ゴーストウォーズは万人にオススメはあんまり出来ないけど暇な人は見てみれば良いじゃないってくらいの作品です!

原作・制作・キャスト

原作・制作
サイモン・バリー
キャスト
ローマン・マーサー:アヴァン・ジョーギア
ビリー・マクグラス:キム・コーツ
ダン・カーペンター神父:ヴィンセント・ドノフリオ
ダグ・レニー:ミート・ローフ
ランディス・パーカー博士:キャンディス・マクルーア
Dr.マリリン:クリスティン・レーマン
ヴァレリー・マクグラス:レヴィア・ピーターセン
エリーゼ・ガティエン

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