映画 テイキング・オブ・デボラ・ローガン 感想 ダイスで決める人生

引用:Amazon

作品概要

テイキング・オブ・デボラ・ローガン
原題:The Taking of Deborah Logan
日本公開:2017年DVD発売
上映時間:90分

あらすじ

医大生のミアはドキュメンタリー映画の制作のためクルーを連れて、ヴァージニア州の田舎町を訪れる。そこに住むアルツハイマーを患っている老女デボラと娘サラの生活に密着取材する一行。女手一つでサラを育て上げたデボラは聡明で、意識もしっかりしているものの、夜行症のため夜になると自宅のみならず、庭にすら徘徊していく。それもアルツハイマーの症状の一つと医者は見ていたが、次第に日中でも言動がおかしくなっていくデボラ。

こんな人にオススメ!

モキュメンタリー風の映画が好きな人!
憑依系のホラー映画が好きな人!
恐怖のおばあちゃんが見たい人!

この映画を見るならU-NEXTがオススメです!

ネタバレあり感想

面白い!!この映画はPOV方式(point of view、主観ショット)の映画なんですが、モキュメンタリーではなく、映画RECのような主観がメインだけど他の映像でも補っていく形になっている映画です。
脚本にエックスメンのブライアン・シンガーが居るので期待して見てみたんですが、普通に楽しめる映画でした!中々この手のホラーには無い、あまり人が死なない展開には驚きました!これこれでありなのかなって思いました。
特に大体死んじゃうような立ち位置の撮影班はこんなんやってられねえ!って自ら現場から離脱しちゃう英断をします。新しいなって素直に思いましたw。

アルツハイマーを患っているおばあちゃんデボラを取材しようとしたらアルツハイマーじゃなく、悪霊を宿していたと言うとんでもない映画です!。

デボラの行動が怖すぎる!

悪霊に憑りつかれているデボラの行動がどんどん激しくなっていく。
その流れが怖い!序盤から凄くカメラに目線を送るデボラ、悪霊が気になっているんじゃないかと言う無表情の視線が怖いですね。
突然、窓に釘を突き出るように刺しだす。こういう意味わからない行動って滅茶苦茶怖い。そして夜中に外で手と頭を打ち付けている。

撮影班がビデオを見返すと時間は飛んでないのにデボラが瞬間移動している。
霊現象の一つ、瞬間移動をカメラで捉えちゃう!でも異常だとわかっていても何も出来ない!病院でもこれはアルツハイマーの症状じゃないと言われ始めます。

深夜に交換機の音が鳴り響き、家を探索するとデボラが全裸で交換機の前に座ている、男のような唸り声で叫び出す。撮影班が温泉を分析するとデボラが話せないフランス語で「永遠なる蛇がお前を解放するだろう、5人目になれ」と言っていると判明する。

ハッキリとみんなの前で異常事態と分かる出来事が起こりましたね。
情報の断片から他の事件や、民俗学の話も出て来て悪霊に憑りつかれてるとわかる流れも綺麗で良かったです。

ラストバトルは過激!

デボラを解放するために屋根裏の布袋に入っている死体を発見する。文献通りに焼いて清めようとすると中から大量の蛇が現れる。暖炉に投げ込み火を付けるとうめき声と共に吹き飛ばされる。家から外に逃げ出すと中にデボラの姿がある。

病院から電話が鳴り、デボラが消えたと連絡が来る。
病院へ向かうと少女カーラをデボラが連れ去ったと言う。
警察官2人と共にデボラを捜しに行くと森の中で発見するが声を掛けた警官の一人が負傷する。

警官が足跡を追い建物の中に入るが、銃声が鳴り響く。待機していたサラたちも中に入ると血まみれの警官が倒れている。そばにはヘビ。
デボラの影も見え、後を追い地下に入っていく。

奥でデボラを見つけるとサラとミアは鎮静剤を打ち弱らせてるうちに遺体を燃やすと話す。しかしデボラにバレており逆に襲われてしまう。
銃を取り出すサラ、奥へ行くとカーラを頭から丸呑みにしようとしているデボラが居る。銃を撃ち脅かすと、離れるデボラ。

サラはデボラに語り掛け、遺体を燃やす。周りから何かの叫びが聞こえてくる。
無事悪霊は立ち去ったが、デボラは話すのも困難な状態になっていった。カーラは白血病も治っていき、元気になっている。END

暗視カメラで映し出されるデボラの怖さが半端ないです。
最後のシーンのデボラがヘビのように大口を開けてカーラを飲み込もうとするシーンも他では見れないエグイ絵面になっていました。
この最終シーンだけでもこの映画を見る価値があったなと思えるクオリティでした!。

デボラは動けなくなり、逆に白血病が治っていったカーラは、やはり悪霊に取り込まれてるんですかね。カメラを見る笑顔が怖く感じました。
儀式はまだ続いてるんですかね。色々と考えられる終わり方でとても良かったです!。

テイキング・オブ・デボラ・ローガンはPOV方式の映画でとても面白い作品でした!

監督・キャスト

監督
アダム・ロビテル
キャスト
デボラ・ローガン:ジル・ラーソン
サラ・ローガン:アン・ラムゼイ
ミア・メディナ:ミッシェル・アング
ギャビン:ブルット・ジェンティーレ
ハリス:ライアン・カトロナ
ルイス:ジェレミー・デカルロス
ナジール:アン・ベディアン

この映画が好きな方にはこちらもオススメです!

他の映画や海外ドラマの感想はこちらです。
映画・海外ドラマ一覧表

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*