映画 エミリー・ローズ 感想 ダイスで決める人生

作品概要

エミリー・ローズ
原題:The Exorcism of Emily Rose
日本公開:2006年3月11日
上映時間:120分

あらすじ

19歳の女子大生、エミリー・ローズ。ある夜、彼女は突然恐ろしい幻覚に襲われ。凄まじい痙攣を引き起こす。自分に何かが取り憑いていることを確信した彼女は、医学ではなくムーア神父に自らの運命を託すことにした。しかし、悪霊祓いの儀式の後、エミリーは命を落としてしまう。やがて、起訴されたムーア神父の裁判が始まった。証拠品として提出された悪魔祓いを記録したテープと死の直前に彼女が書き残した1通の手紙が裁判を衝撃の結末へ導いていく。

こんな人にオススメ!

実話を基にした作品が好きな人!
エクソシストを題材にした作品が好きな人!
法廷サスペンスが好きな人!

ネタバレあり感想

思ってた作品とは違ったけど楽しめた作品です!
ネトフリの予告見てエクソシスト系ホラー映画だと思ったのですが、憑依された女性が死んでしまって、捕まったエクソシストの神父を主人公のエリン・ブルナー弁護士が弁護してく法廷サスペンス映画でした。

1976年、ドイツで実際に起きた悪魔祓い事件を題材にしているため、法廷でのやり取りの描写がリアルです。エリンが調べを進めて徐々にエミリー・ローズの奇行と原因が判明していく流れは素晴らしいです。

ガラスに描かれているマリア像や、絵画が血を流してく描写は怖かったです。
神父が名乗れと言うと「一人じゃない123456」
ケイン、ネロ、ユダの中に居たもの、我らはレギオン。
ルチフェル、ベリアルと名乗る。複数体同時パターンなんてあるんかい!

びっくりしましたね。その後、エミリー・ローズは手紙でマリア様に会ったと書いていて、運命を受け入れる決断をする。信心深いが故に入られてしまったのかもしれませんね。

神父は過失致死で有罪判決が下される。リアル過ぎでしょ。。。。
と思っていたら本日で刑期を満了にしては?と提案が入る。
その提案通りに即時解放される神父。
この流れはおぉ~って感心しました。みんな神父さんを裁きたくないんだよね。

エミリー・ローズ役のジェニファー・カーペンターの演技が素晴らしい!
憑依前の怯えている表情と憑依されてる時の恐ろしい表情が見事でした!
ジェニファー・カーペンターは海外ドラマの「デクスター」でレギュラーだった女性です!

今作の主人公であるエリン・ブルナー役のローラ・リニーは現在、ネットフリックオリジナルドラマの「オザークへようこそ」で、ウェンディ・バードの名前でメインキャストとして活躍しています。
今作品でも素晴らしい演技が見れました!

エミリー・ローズはホラーが見たい人には全くおススメ出来ず、法廷サスペンスが好きな人にオススメの作品でした!

監督・キャスト

監督
スコット・デリクソン
キャスト
エミリー・ローズ:ジェニファー・カーペンター
エリン・ブルナー弁護士:ローラ・リニー
ムーア神父:トム・ウィルキンソン
イーサン・トマス検事:キャンベル・スコット
カール・ガンダーソン:コルム・フィオール
ジェイソン:ジョシュア・クローズ
ブリュースター判事 :メアリー・ベス・ハート
ミュラー医師:ケネス・ウェルシュ
カートライト医師:ダンカン・フレイザー
ブリッグズ医師:ヘンリー・ツェニー
アダニ博士:ショーレ・アグダシュルー

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