ベター・コール・ソウル S5 第10話 よほどの悪事
原題: Better Call Saul
日本公開:2020年2月25日毎週Netflix配信
上映時間:60分
あらすじ
ラロの追求を何とか逃れたジミーは、マイクに真実を問いただす。ハワードに忠告されたキムにある考えが浮かぶ。メキシコで神経をすり減らすナチョ。
こんな人にオススメ!
ブレイキング・バッドが好きな人!
ベター・コール・ソウルが好きな人!
ソウル・グッドマンが好きな人!
ストーリー
ラロを追い返した後で窓から車で走り去るのを見るジミーとキム。
ジミーはキムに何があったか説明する。キムは説明を遮り抱きしめる。
念のためにホテルに移動するジミーとキム。
ガスはマイクに話を聞きに行く。マイクはラロは国境を抜けたがナチョも連れて行った、裏切りに気づいていたらもう殺されているから昇進させる気だと話す。
マイクは脱出させるべきだと言うが、ガスは暗殺に利用できると言い去っていく。
ラロとナチョの二人はメキシコのラロの家に着き、ナチョに家族を紹介する。
ジミーは裁判所へ向かおうとするキムを必死に引き留めようとするが、明日が安全なわけではないなら用心して生活していくしかないと話し出て行ってしまう。
キムは知り合いのグラントから重罪絡みの仕事の斡旋をしてもらう。
倉庫へ行き棚に入った書類を山を見る。
車の整備をしているラロはナチョにボスの事はドンと呼べ、質問されたら真実を言え、そして簡潔に答えろと話し、気にいられたら昇進だと言う。
非通知の電話が掛かってきて深夜3時にドアを開け、お前は逃げろと言われる。
ナチョは無用な血を流すなと言う。
キムはハワードとエレベーターで偶然会う。ハワードはキムに仕事の事を聞き事務所を止めた事を知る。そしてジミーとの一件をキムに伝える、そして笑い出すキムはハワードのジミーへの発言を強く否定する。
マイクの家を訪ねるジミー。ノックして騒いでいるとマイクは買い物から帰ってくる。そして家の中でどうなっているのか説明を求める、しかし答えないマイク。キムの事が心配だと言うジミーにマイクはラロ・サラマンカは死ぬと計画の一部を話し問題は無いと告げる。
ラロとナチョはドン・エラディオの家に着く。ラロはドン・エラディオに車をプレゼントする。トランクの中には大金が入っており気分を良くしたエラディオにナチョを紹介する。
エラディオとナチョは二人きりで話をする。ナチョは縄張りを広げる為にバイカー達を同士討ちさせ潰す計画を言い、そして望みを聞かれ敬意だと話す。
気に入られるナチョはエラディオと乾杯をする。
ジミーは家に帰ってきたキムにもう安全だと話す。
今回は大丈夫だったと神妙な表情で言うがキムは次回は無いと言う。
それに対してチェックアウトして帰ろうと言うがキムはルームサービスを呼んで食事をしようと言う。
キムは食事をしながらハワードから聞かされた話をする。
そして次は何をしてやろうか言い合うとジミーは少しずつ元気を取り戻す。
深夜になりナチョは動き出す。しかし広場で起きていたラロと話をする。
ラロが居ると裏口を開けれないのでフライパンに油を注ぎ火を付ける。
煙が家に充満し気づいたラロがキッチンへ向かう。そして裏口を開けるとそこに待機していた傭兵達が中へ入っていく。
ラロは家族が死んでいく中、隠し扉から脱出する事に成功する。
そして逃げたと思わせて家に戻り傭兵達を殺していく。
ハワードを罠にハメて乗っ取った後の話をするがジミーは実際にはやらないと言い出す。しかしキムは人生においての小さなつまづきだと話す。
ラロは傭兵を殺して生き残った一人から話を聞き、手こずったがやり遂げたと電話をさせる。歩いていると料理人のおばあさんが死んでるのを見て怒りの表情を浮かべる。
END
ネタバレあり感想
ベターコールソウルシーズン5最終回!!もう終わってしまうのね。
今シーズンも面白さが上がり調子で素晴らしいですね。
最終回は前回のラロがジミーの家を出た直後からのスタート!
ジミーとキム
PTSDに悩むジミーを元気づけようとするキム。
キムの身を心配してマイクに詰め寄るときはいつものジミーでしたね。
最後のキムとの食事のシーンでのジミーの弱々しく笑う姿は見ててつらくなりました。話してる時の仕草がぎこちなくなってきているのでキムとの関係もなんだかこじれていきそうな予感がしますね。
ラロとナチョ
メキシコへ向かい家族をナチョに紹介する、そしてドン・エラディオに紹介し昇進させる。
ドン・エラディオってこんな雰囲気だったっけ、と思いググったんですけど役者さんは同じっぽいんですけど多分痩せた感じがしますね。
そしてラロの暗殺劇。ラロ強すぎませんか?あの人数の傭兵達を一人で倒しきるなんてすごい。自分の家と言う事で地の利があるのはそうだと思うんですけどそれでも凄い。
荷物を運べと怒ったように言ってた相手が撃たれた時の悲しそうな顔が印象的でした。ああは言ってても家族の一員として扱ってたんでしょうね。
ナチョの機転でラロを裏口から動かすことに成功したんですけど、ラロが生き残ってしまった結果ナチョの死体も無いし傭兵達が裏口から入った事がわかると思うのでナチョも追われる身になりそうですね。
最後のシーンで料理人のおばあさんが死んでるのを見た時のラロの鬼のような表情が凄かったです。ラロ役のトニー・ダルトン素は晴らしい役者さんですね。
ガスからの金をドン・エラディオに渡すボルサ。彼はその後ラロが車と一緒に金を渡すってパフォーマンスを見せてドン・エラディオが喜んでたのを見た時に嫌そうな顔をしていましたね。
このシーンはブレイキング・バッドでドン・エラディオに丸めた札束を渡された後にガスが綺麗に梱包した状態で札束を渡して嬉しそうにした後にお前も次はこの状態で持ってこいと言われて嫌な顔をしていたのとダブりますね。
回想シーンだったと思うので嫌な顔した男がカルテルの誰だったか覚えてないんですけど、この時もボルサだったのかな?
ラロは今回の件を仕向けたのはガスだとわかってるから次シーズンは凄まじい事になりそうですね。
キムもハワードから仕事を奪う件は本気っぽい雰囲気がするのでこれも次シーズンはメインになっていきそうな予感がします。
シーズン6はジミーとキム、ガスVSラロが今シーズンよりも重い感じで進んでいきそうですね。とても楽しみです!!
原作制作・キャスト
原作・制作
ヴィンス・ギリガン、ピーター・グールド
キャスト
ジミー・マッギル/ソウル・グッドマン: ボブ・オデンカーク
キム・ウエクスラー: レイ・シーホーン
マイク: ジョナサン・バンクス
ガス:フリング: ジャンカルロ・エスポジート
ナチョ: マイケル・マンド
ラロ:トニー・ダルトン
ボルサ:ハビエル・グラヘダ
ハンク・シュレイダー : ディーン・ノリス
スティーブン・ゴメス: スティーヴン・マイケル・ケサダ
他の回はこちらです。
ベター・コール・ソウル/Better Call Saul 目次
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