REC/レック3 ジェネシス
原題：[•REC]³: Génesis
日本公開：2011年4月28日
上映時間：80分

あらすじ

コルドとクララの結婚式当日。皆に祝福されて和やかに進行していた披露宴は、コルドの叔父が突如、醜悪な姿に変貌し、参列者を襲撃し始めたことで一変する。さらに襲われた人間も何故か、おぞましい「感染者」となったことで、会場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。この混乱のなかで離れ離れになった二人だが、おたがいの生存を信じて必死に探しだそうとする。しかし、迫りくる者は、変わり果てた姿とはいえ、ふたりの為に集まってくれた家族や親族、友人たち。そんな人たちに、どうやって立ち向かうのか・・・。

こんな人にオススメ！

ＲＥＣシリーズを見ている人！
結婚式での惨劇が見たい人！
ゾンビパニック映画が好きな人！

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ネタバレあり感想

面白い！、でもＲＥＣシリーズとしては微妙かもしれません！
今回この映画を見るのは2度目で、初めて見た時はなんて怖い映画なんだって思った覚えがあるんですが不思議と今回はそこまで怖く感じませんでした。
うろ覚えでも知ってる上で演出にポップな音楽が流れたり、コメディ的なシーンがあったりするからなのかもしれません。
良い塩梅で怖すぎない映画に仕上がってるのかも。

コメディ的なシーン。
パニック発生直後のクララパートでシャイニングの名シーンをオマージュしたシーンがありましたね～、こういうの好きですｗ
クララと合流するためにコルドは鎧とモーニングスターを装備！
噛みつかれないから正解だと思うけどそんなんありか！ってなりましたｗ
スポンジボブの存在！脱げよって思っちゃうけど脱いでる途中に襲われるのが怖いんでしょうねｗ、銃持ってるスポンジボブのコスチューム姿がシュール！
チェーンソー持った時に反撃開始と言わんばかりのポップな音楽、そして使う場面でもポップな音楽と共に切り下す！
80分と短い間にこれだけ詰め込まれてると確かに怖い映画って感じないかもしれませんねｗ

ホラー的な部分。
パニック発生の仕方、叔父が上から飛び降りて近づいてきた女性を食い一気に広まる、調理場に逃げこんだコルド、扉が勢いよく叩かれ続ける。
最初はカメラを通して華やかなウェディングパーティーがまるで現実かのように撮影されててパニック発生後に調理場に入りカメラが壊れされた事によって普通のホラー映画視点になるのが自分的には凄い好きです。
カメラ通さないならＲＥＣじゃないじゃんってなるのもわかります。

ＴＶの映像でＲＥＣ１か２の映像がちょろっと流れてましたね、同時期発生のイベントなんでしょうね。そして監視カメラの映像をチェックしていると子供含めた集団がバスに逃げ込むけど扉が閉まる前に入り込まれるショッキングなシーンが映ります。
これが監視カメラのちょっと見づらい画面で行われたのが良い演出だな～って思いました！
そしてこの映画はコルドとクララ以外はサクサクっと死んでいきます、イベントがあって死ぬんじゃなくて通り過ぎようとしたら死ぬみたいなスピード感あるフェードアウトをしてくのがリアルっぽくて好きです。

最終的に神父が放送で聖書を読み上げると式場のゾンビが全部止まる。ゾンビの中身は悪霊で鏡に映ると見える。
そして最後は冒頭耳が聞こえづらいと言うフラグを回収したゾンビがクララに噛みつく、腕を切り落とし出口に辿り着くが切り落とした意味がなくゾンビ化！お姫様抱っこしながらキスをし唇を食いちぎられ転化したところを撃ち抜かれる。
結局生き残りは聖書を読み続けた神父だけとなりました。

せっかくここまで生き残ったのに、、、結婚式当日なのに二人とも死んで終わってしまうバッドエンドストーリー。
冷静に考えると救いのないストーリーな上に特に何も解決せず。聖書が効くってわかっただけと言う映画なんですよねｗ

でも自分的にはほど良く楽しめるパニックホラーだと思います！
ＲＥＣシリーズが苦手な人でもこの映画は楽しめるかもしれません！
おすすめな映画です！

監督・キャスト

監督
パコ・プラザ
キャスト
クララ： レティシア・ドレラ
コルド： ディエゴ・マルティン
ラファ： イスマエル・マルティネス
エイドリアン： アレックス・モネール

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