作品概要
HOMELAND/ホームランド S8 第10話 選ばれた男
原題:HOMELAND
日本公開:HULU配信
上映時間:59分
あらすじ
グロモフにフライトレコーダーを奪われたキャリーは、旧友の力を借りてバグラム飛行場へ向かう。ヘリの整備をしていた男にレコーダーの内容を確認するために。ワシントンでは戦術核兵器を整備したパキスタンの対応を巡り、大統領とゼイベルが大使に猛抗議していた。そこでウェリントンは大使にある提案をする。
こんな人にオススメ!
ホームランドシリーズが好きな人!
テロへの脅威に興味がある人!
CIAの活躍が好きな人!
ストーリー
辺りを窺いながら路地を歩くキャリー。
旧友のアルマンに会い、トラックの中でレコーダーで聞いた内容をメモに書き留める。そしてバグラム飛行場へ向かってもらう。
ヘイズとゼイベルはパキスタンの大使と口論する。
核兵器の話になると、大使は侵攻すると宣言されたから選択の余地は無かったと言い、そちらが国境を越えたら我々は戦うと宣言する。
ウェリントンは大使と話をする。
平和的な解決の為に議論の再構築をしようと諭す。
ヘイズとゼイベルに材料を与える為にコハトで捕まっている、アメリカの部隊の解放を頼む。了承する大使。
ジャラールはハッカニの側近と話す。
ジャラールはパキスタンとアメリカが争っている間に、アメリカを攻撃すると話す。
バグラム飛行場に到着するキャリー達は整備士に会いに行く。
整備士にメモの内容を告げる。
内容はエンジンオイルの異常、基地に戻ろうとする。消化レバーを引き、エンジンを止める。着陸しようとしたが場所がなかった。
何故無線で言わなかったか、と聞くとパイロットは制御の方が優先だからだと話す。
ヘリは撃墜されてなかったとソールに告げる。
ドライブレコーダーを返せとロシアと交渉するように話す。
ロシアと話すと言い、キャリーにこっちに戻れつ話す。
ソールはロシアの大使と話に行く。
グロモフとキャリーは会っていたと告げてドライブレコーダーをグロモフが持って行ったと言う。内容は事故だったと告げると驚いた表情をする。
買い取る準備はしてあると言うと大使はケータイを片手に席を離れる。
キャリーは部屋を訪ねるが、そこはもぬけの殻だった。
ソールはロシア大使からの電話を受けるが、上の者にも聞いたが誰もレコーダーの存在を知らないと言われたと話す。
ソールは我々には何も出来ないと言うと戦争になればロシアにも飛び火するぞ、と言い正確には何と言っていたのか教えろと食い下がる。
大使は「我々は望みの物を手に入れた」そう言って電話を切る。
トラックに乗って渋滞にハマっているとキャリーが連れていかれる。
連れ込まれた先に現れたのはグロモフだった。
ソールはロシアのクレムリンにスパイを囲っている。何十年も情報を渡していると話す。
キャリーはソールがそう思わせているだけだと言う。
しかしグロモフはいつもソールはロシアを出し抜いている、必ずいるはずだと言う。
キャリーはもし存在してもソールは身元を必ず守ると話す。
グロモフはそれなら君が探れと告げる。君に不可能は無いさと言い去っていく。
ジャラールは自爆テロをしようと画策する。
ハッカニの側近は、命を犠牲にする必要はないと言うがジャラールは聞く耳を持たない。
キャリーはソールに電話して出頭すると言い、ロシアとの交渉内容を聞く。
うな垂れるソールに真実は言わない。
アルマンと別れを告げてトラックを降りる。
出頭するキャリー。
大使館内ではコハトで拘束された部隊が解放されたとマイクが告げる。
そしてジェナが罪悪感から身元引受人として付き添いたいと進言する。
ハッカニの側近の息子たちがキャンプ場にいる。
ジャラールに問い詰めようとすると連れていかれてしまう。
あんたは反抗的だと言い、運転手になれ、断れば家族を殺すと脅す。
ジェナは尋問室に居るキャリーに水を持ってくる。
ブラックボックスなんて嘘、あなたの話は全部嘘だと糾弾する。
FBIのクロールが尋問室にやってくる。
キャリーは直球でロシアに情報を流し、タリバンが動いた結果だと言いたいの?と聞くとクロールはそうだと答える。
そして自分はCIA局員ではなく安全保障の保護下にある、民間人だから弁護士を呼んでと言うと、逮捕されることになる。
ウェイトリンがソールにキャリーの話をしに行く。
ソールはキャリーは重要な任務を行っていたと言いレコーダーの話をする。
しかし証拠はなくソールの立場が危うくなる、だからキャリーとは距離を置くように告げる。
ソールは彼女をカブールに送ったのは自分だと言い、目を背けるわけにはいかないと話す。
FBIと飛行機に乗り込むキャリー。
パキスタン国境ではジェナが部隊を迎えようとする。
ハッカニの側近が車の中で子供に遺言を残す。フロントガラスからアメリカ兵の乗ったバスが見える。
兵士達乗ったバスが国境に辿り着き、バスが止まっている場所にハッカニの側近の車が突っ込んで爆発する。
飛行機内で遠くを見つめるキャリー。
END
ネタバレあり感想
ホームランド最終シーズン第10話!
最終的に得をするのはロシアだけの展開かー!!
ラストシーン含めて希望が無い展開ですね。
整備士に確認してヘリの墜落は完全に事故だとわかったのですが、レコーダーを奪われて証拠が存在しない!
ロシアの「我々は望みの物を手に入れた」って宣言かっこよかったですね。
アメリカもパキスタンもどっちも、どう足掻いても大敗北!
ソールの送り込んだスパイを見つけるのは無理だし、ソールは絶対話さないだろうしどうするんでしょうね。
ジャラールはカス!
家族を人質に取って強制的に自爆テロさせるなんて。。。しかもハッカニの側近だった男なのに。
逆に側近が自爆テロさせられたのを見てタリバンはジャラールの信頼度は落ちないのかな?
ハッカニの側近さんの名前がわからないんですけど、今回の車内で子供達への遺言を録画した後の覚悟を決めたとわかる、表情の変化が素晴らしかったですね。
かなりの演技派だと思いました!
ジェナ
キャリーを信じたせいで部隊を拘束されてしまい、罪悪感から迎えに行くも目の前で爆殺されてしまうなんて酷い話だね!
これでもより一層キャリーへのヘイトが高まりそうな気がしますね。
最終話ジェナがキャリーを撃つ展開来ちゃうのか~??
投降したキャリーはFBIに捕まる形になるんですけど、多分これも何かの作戦なんでしょうね。
でもロシアのスパイをあと2話で見つけるの無理だろうし、ソールが折れて情報提供する流れなのかな。
ジャラールの存在もあるし、どうやってあと2話で着地するのか読み切れないですね!グロモフが優しさを見せる可能性もあったりするのか?
バッドエンドのパターンも熱そうです!
最終シーズンもあと、残す所2話です!読めない展開で来週も楽しみです!
原作制作・キャスト
原作・制作
ギデオン・ラフ
キャスト
キャリー・マティソン : クレア・デインズ
ソール・ベレンソン :マンディ・パティンキン
マックス :モーリー・スターリング
マイク・ダン:クリフ・チェンバレン
ジェナ・ブラッグ :アンドレア・デック
グロム:モハマド・バクリ
タスニーム:ニムラト・カウア
グロモフ : コスタ・ローニン
ジャラール: Elham Ehsas
デヴィッド・ウェリントン:ライナス・ローチ
ベンジャミン・ヘイズ
他の回はこちらです。
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