作品概要
HOMELAND/ホームランド S8 第12話 捕虜
原題:HOMELAND
日本公開:HULU配信
上映時間:69分
あらすじ
国連から戻ったソールは、大統領がパキスタンへの強硬姿勢を崩さないと聞いて説得に赴くが、待っていたのはゼイベルだった。タスニームの会見を見たキャリーはグロモフの使いシャーロットの元へ向かう。そこで渡されたのは二種類の薬物だった。同じ頃、ソールの家にはキャリーの姉のマギーが姿を見せていた。
こんな人にオススメ!
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ストーリー
ブロディの、テロ後に用意されていたVTRから、物語は始まる。
キャリーは、ソールの家を訪ねるが、そこにはいなかった。
ソールの元へウェリントンがやってくる。
ジャラールは、あの場所にはいなかった、ISIの情報はガセだったと告げる。
ヘイズ大統領は、怒っていると話す。
ウェリントンは、ヘイズ大統領が48時間以内に核兵器を解除しなければ、こちらが排除すると通告したと話す。
タスニームは、ヘイズ大統領が最終通告を突きつけたとTVで語っている。
キャリーは、それを眺めている。
タスニームは、核兵器の配備を余儀なくされた、攻撃されたら反撃すると告げる。
スパイの通訳が、ロシア側にTVの内容を報告しに行く。
部屋の中には、ドライブレコーダーがある。
幹部の男が、ロシアの勝利が近いと話す。
キャリーは、グロモフの屋敷を訪ねる。
そこに居たのはシャーロットだった、彼女から薬の説明を受ける。
効果時間は短いから、塗ったら暗殺チームを呼んでと言われる。
ソールは、ヘイズと話に大統領室へ行くが、そこにはゼイベルがいる。
ゼイベルが、話をしようと言い、ソールはその場に残る。
今回の行動の愚かさを糾弾して、ドライブレコーダーの話をする。
ゼイベルは、レコーダーを聞かせてくれと言うが、ソールはレコーダーはロシアの元にある、ロシア側の目的を調べなければならないと話す。
しかしゼイベルは、あなたは作り話をするのが上手いだけなのでは?と返す。
ソールの家に、キャリーの姉マギーが訪ねてくる。
政府の施設でキャリーを見たと聞いて、確認にやって来たようだ。
キャリーは、自室へ戻り隠してあった大量の札束とパスポートを取り出す。
そして車を走らせ、ソールの家を訪ねる。
ソールは、なぜ娘のフラニーに会いに行ってないか聞くと、言い訳をするキャリー。
何故アメリカに戻って来たか聞くとキャリーは、戦争を止めるためだと言う。
ソールに聞かれ、キャリーはロシアとの契約を話す、そしてスパイは存在すると言い、証拠を話し出す。
ソールは、ロシアとパキスタン、どちらとの戦いが重要か話をする、それに対して言い合いになる。
キャリーは薬の準備をする。
そして部屋の様子を見に来たソールに、薬を塗った指で首元に触れる。
倒れるソールに、名前を言えと告げる。
ロシアの暗殺チームが部屋に辿り着く。
しかしソールは名前を言わない。
キャリーは、チームにソールをベッドに連れて行かせる。
ソールを死なせる薬の準備ができる、最後にキャリーがソールに話しかける。
こんなことさせないで、私を解放してと話す。
ソールは、顔を近づかせるように言うと「くたばっちまえ」と告げる。
キャリーは、代替案がある、私は飛行場へ向かうと暗殺チームに告げる。
次の日、ソールは椅子に縛り付けられている。
キャリーは、ソールの妹に会いに行く。
ソールは、発作で死んだと告げる。飛行機で安置されている病院へ行きましょうと言い、荷物をまとめさせる。
部屋の中で万一の時に、私に渡すものは無かったか尋ねる。
キャリーは、辛そうにしている妹を見て罪悪感に苛まれる。
そしてキャリー・マティソン宛の封筒を受け取る。
暗殺チームが送った、文面に疑問を持ったウェリントンが、ソールに何かがあった可能性があると電話をする。
暗殺チームにマティソンから成功したとメッセージが届く。
ソールの妹の家にグロモフがやってくる。
キャリーは、30分以内にレコーダーが届くなら教えると言い、グロモフは了承する。
手紙を渡すと、中身を読んだグロモフは、GRUの主任翻訳だとわかる。
紙切れじゃ証拠にならないと言うと、キャリーはソールの遺言動画を見せる。
動画では1986年に協力者になったアンナ・ポメランセワの話をする。
ソールの元に警察がやってきて解放されている。
すぐにライアンに電話をして通訳のアンナ・ポメランセワを保護しろと告げる。
すぐに近寄り、正体がバレたと話す。
建物から外に出ようと歩いていると、ロシアに見つかってしまう。
急いで走るが、出られずに部屋の中に隠れる。
亡命者として保護すると言うが、アンナは自ら死を選ぼうとする。
アンナはソールに電話をする。
優しい語り口調で今までの感謝を告げる。
そしてライアンに銃を渡すようにお願いする。
そしてアンナは自殺してしまう。
TVの会見ではロシアから発表でドライブレコーダーが発見されて、事故だったとわかったと説明される。
キャリーはグロモフと言い合いになる。
ソールは私を信じてたから警告しなかった。
大統領室では、ロシアから戦闘態勢を解いてくれと言われ、大統領は電話を掛ける。
アンナの死を確認したグロモフは家を出る、キャリーは一緒に車に乗る。
グロモフは、仲間の居るシリアへ向かうと話す。
~2年後~
モスクワでキャリーとグロモフは一緒の部屋にいる。
全て終わったからとペンダントのプレゼントをされる。
今夜はお祝いだと言われ、バッグを取りに部屋に戻ると、壁中に資料が張られていた。
ソールは家を引っ越しをしている。止め忘れた電話が鳴る。
妹が電話に出ると、それはラビノウ教授宛の電話だった。
ラビノウの名前を聞き、ソールは遠くを見つめる。
キャリーとグロモフは、劇場で音楽を聴いている。
ソールはある家に訪ねると、荷物が届いている。
今朝届いたと聞くとありえないとぼやく。
キャリーは劇場から出て、メイクルームに入る。
そして女性と荷物を交換しあう。
ソールは、家の中で荷物のパッケージを眺めている。
開けるとキャリーが表紙の本だった。
ページをめくると「何故私が祖国を裏切ったのか」と書かれている。
本の隙間を調べると、アンナの時と同じように紙が入っている。
そこに書かれているのは、諜報活動の内容だった。
END
ネタバレあり感想
最終シーズンの最終回!!面白かったーー!!
そして、ついに終わってしまったあああ!
ソール死ななくて良かったーー!!
冒頭でジャラール生きているって判明してから、パキスタンに攻撃する準備をしているって聞いて驚いたね!
なんでやねん!ヘイズ&ゼイベル最初から最後までブレないね!
終わってしまったけど、この二人いる限りアメリカの未来やばくね?ってなりました。
会見場でアンナを保護する流れ良かったですね。
逃げ出せるのか、ハラハラしました、そしてライアンがかっこいいです!
マギーもちょろっと出てきましたね。
最初は最終シーズンと言う事で出したのかなって思ったんですけど、よく考えるとソールがキャリーを、ちょっとでも疑ってたら護衛を用意してもおかしくなかったですよね。
キャリーへの絶対的な信頼、そしてアンナとの交流方法がバレない自信があったからああいう形になっちゃったんですね。
冒頭のブロディのVTRも、シーズンの締めくくりだからなのかと思ったんですけど、最後に繋がっていきましたね。
ブロディのように独白する感じで本を出版して、本を経由してロシアの情報をソールに流そうとしたんですね。確かに連絡方法は外にはバレてませんからね。
アンナの代わりに、グロモフのそばで諜報活動をする。
アメリカとパキスタンの戦争を止めたのに、娘にも会えなくなった、それでも世界の為に諜報員になろうと決断したキャリーは愛国者の鏡ですね。
実は最後まで利用され続けてる可哀想な奴なのはグロモフだったのかもしれませんね。
最終話はとても良い終わり方だったと思いました!
シーズン8はパキスタンの諜報活動から始まり、多くの仲間の死を経て戦争を回避する、とてもホームランドらしいシーズンでした。
今でもマックスの死が悲しいです。。。
ヘリの墜落も、事故だったという衝撃。
そして1つの事故で世界は戦争一歩手前になる恐ろしさ。
とてもリアリティありますね。
ヘイズがアホじゃなかったら、ソールの言葉に耳を傾けてれば、ハッカニは生きて内乱は無くなってたかもしれないのに。
キャリーは凄いですね、戦争を止める為に死なないとわかっていてもソールに毒を塗って情報を聞き出そうとする行動力は流石でした。
ソールもそれに対して情報を決して渡さずに「くたばりやがれ」的な事を言い放つのもソールらしくて素晴らしいです。
お互い信念の為に絶対譲らない、師匠と弟子みたいな同じ思考でしたね。
ホームランドシーズン8は、ちょっとしたことで全てが壊れていくリアルさ、危うさがとても面白い作品でした!!
原作制作・キャスト
原作・制作
ギデオン・ラフ
キャスト
キャリー・マティソン : クレア・デインズ
ソール・ベレンソン :マンディ・パティンキン
マックス :モーリー・スターリング
マイク・ダン:クリフ・チェンバレン
ジェナ・ブラッグ :アンドレア・デック
グロム:モハマド・バクリ
タスニーム:ニムラト・カウア
グロモフ : コスタ・ローニン
ジャラール: Elham Ehsas
デヴィッド・ウェリントン:ライナス・ローチ
ベンジャミン・ヘイズ
他の回はこちらです。
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