戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】
日本公開:2014年4月2日オリジナルビデオ作品
上映時間:71分
あらすじ
全国各地にある有名な都市伝説を取材し、真相を検証するホラーシリーズ第5弾。「四谷怪談」を扱った映画のワンシーンに、顔が腫れた女性のような姿が映っていた。主演女優と連絡が取れなくなっていると聞き、取材班はその女優の家へ向かうが…。
こんな人にオススメ!
モキュメンタリーホラーが好きな人!
四谷怪談が好きな人!
コワすぎが好きな人!
ストーリー
会社にやってくる市川と田代に工藤はコワすぎのシリーズを再開すると話す。
市川は正直ちょっときついと語る。
世間から評判が凄いと話す工藤。DVDを入れて映像を流す。
映像を見てない2人にFILE4の映像で撮っていた過去や異空間を見せる。
夢で真壁が今やってる事と工藤の過去が繋がってると話す。
その時真壁の幽霊が現れ消える。
二人を説得する工藤は投稿映像を見せる。
四谷怪談の映画に映った謎の映像。その一コマはFILE4の異次元に似ていた。
四谷怪談の解説が始まる。
四谷怪談を題材にするときは必ずお祓いをしなければならないと話す。
映画のメインの女優の松井の実家に向かうと家の外には新聞紙やアルミホイルなどが無数に張られてた、その中に呪いのアイテムのような絵が混ざっていた。
家の前で呪いのアイテムの扱いについて工藤と市川が口論していると中から泣く越えのような叫び声が聞こえる。
語り掛ける工藤、玄関が開く。
顔を出した松井は「お前が消えろ、お前が人殺しだ」と言い包丁を持って走ってくる。
逃げ出す、落ち着いて戻ってみると松井は遠くからこちらを見ている。
中田の家を訪ねる。撮影が始まってから父親が体調を崩したと言う。
話していると地響きのような音が鳴る、しかし地震ではない様だ。
田代のカメラには松井が映っていた。
そして光が市川の右目を覆っていた。
会社でそれを確認した工藤と市川、市川は右目がごろごろしていると話す。お祓いを受ける。
四谷怪談に詳しい心霊研究科の吉田に話を聞く。
四谷怪談は創作でそれをイメージした意識の集まりがお岩さんを生んだと話す。
話の元の鶴屋南北が呪術に関わっていると話す。
この世に存在しないものを現実化するために東海道四谷怪談を書いた可能性があると話す。
工藤に協力できる霊能力者はいないか吉田に聞くと除霊師の宇龍院道玄という人物を紹介される。
宇龍院道玄に会いに行く。市川にミミズのようなうねうねした存在が憑いていると話す。
催眠術のような事を始める。市川は徐々に取り乱してくる。
何かが見えているようだ、女はどこにいると聞くと目の前に居ると言う。名前を聞けと言う宇龍院。
市川の動きがおかしくなる。唸り出す市川。
カメラにお岩さんが映りだす。
宇龍院は市川に名を名乗れと聞き続ける。テーブルが動き出す。
吐いたゲロの中に何かがあった。
市川の身体から目が現れる、そしてお岩が現れ電気が消える。
低い声で叫ぶ市川、襖が動き出しお岩が張り付いている。
お岩はただの器だ、こちらの世界に来るための形に過ぎないと話す。
あいつらは古の神だと話す。
お岩が現れ宇龍院が消し飛ばす。
消し飛ばしたが憑き物の芯が残っているらしい。
松井を何とかしないといけない様だ、真壁と言うやつが手助けしてくれていると宇龍院は話す。
犬井から荷物が届く、中に入った手紙には犬井は自殺したと書いてある。
そして工藤宛の遺書も入っている、遺書には世界の終わりを感じた犬井は命と引き換えに呪術を施した袋を作ったと言う、その袋に呪術のアイテムを入れて威力を増大しろと書かれていた。
袋に入った呪術のアイテムは大きさも変わり勝手に動くようだ。
松井の家に向かう宇龍院と工藤達。
市川の目が腫れ上がっている。
松井の家に着くと玄関は開かない、窓から覗くと揺れながら祈りを捧げていた。
工藤が玄関のドアの鍵を強引に開ける。
異臭がする家の中に入っていく工藤達。
松井の前で宇龍院がお経を唱える。倒れる松井は布を外すとミミズのようなものが現れ市川が苦しみだす。
宇龍院は刃物を二本だし松井に刺すとゲートのようなものが現れ市川が引きづりこまれる。
工藤が呪いのアイテムを手に巻き田代と一緒にゲートに飛び込む。
異次元でミミズを殴りつけながら市川に手を伸ばす。
市川を引き戻し外に出ることに成功する。
宇龍院がゲートを閉じる。
今度は異次元に行った記憶があると話すが宇龍院は知らんと言う。
後日タタリ村という呪術集団の村の情報が入る。
映画を作ろう絶対ヒットすると言う。
END
ネタバレあり感想
コワすぎ第5弾!!四谷怪談!
前作死んでしまった真壁栞の代わりに宇龍院が現れました!
うーーん!癖がある!そして工藤と同じくらい真剣!
二人とも同じこと言ってて友情展開あるなこれってなりますね!
序盤の真壁栞が現れた時がコワすぎシリーズ史上一番ビビりました。
えっこのタイミングで!?っていう会社内は安全圏だと思ってたんですけどそうではなかったみたいですね。
その時の工藤のリアクションがリアル!机に顔を埋めるっていうリアルなリアクション、びっくりしたらそうなるよね!
そして出てきたけど特に何もせず消えて行って2度目のびっくり!
なんやねん!ってなりましたね。
なんとかなるのか不安になってる市川に宇龍院道玄が嘘だったら両手足へし折ってDVDも5000本買ってもらうわ、っていう不安を和らげてあげる励ましも工藤らしくて良いですね。
唸り続ける市川役の久保山智夏さんの演技が素晴らしいですね、怯える演技から軽く取り付かれるモードそしてお岩と一体化したモードの唸り声3段階は凄かったです!
そして呪術アイテムの呪いの首飾りが犬井の命と引き換えに作ったらしい布に入れてもうなんだかわからない呪いのアイテムに変化する展開は謎に熱いですね!
異次元空間がかなり良い味出してますね、あの時の音楽も最高にマッチしてて魅入ってしまいました。
そして最後は次回作の予告、タタリ村、鶴屋南北の故郷、これは熱い展開が期待できますね!
ここまでコワすぎシリーズを見ているとワクワクが止まりませんね。
次回も楽しみです!
監督・キャスト
監督
白石晃士
キャスト
工藤仁:大迫茂生
市川実穂:久保山智夏
田代正嗣:白石晃士
宇龍院道玄:宇賀神明宏
松井江見:中村でんじろう
山内春樹:田中佑和
中田佑佳:田中佑佳
吉田経人:吉田悠軌
真壁栞:栗原瞳
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