作品概要
ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム
原題:The Last Days of American Crime
日本公開:2020年6月5日Netflix配信
上映時間:146分
あらすじ
舞台は近未来のアメリカ。そこでは政府が犯罪とテロを防ぐため、人間の脳内のシナプスを操作して違法行為を阻止するシグナルを発信する計画を立てていた。その計画を知った犯罪者のグラハム・ブリックはギャングのボスの息子ケヴィン・キャッシュとハッカーのシェルビー・デュプリーと共に強盗団を結成し、シグナルが発信される前にアメリカ史上最後にして最凶の大仕事に挑む。
こんな人にオススメ!
計画犯罪が好きな人!
犯罪者同士のタッグが好きな人!
暇な人!
ネタバレあり感想
まあまあ面白い!2時間20分の長さで色々詰め込み過ぎてしまった感じの作品です。
前半のゆったりと進む流れで、視聴を止めてしまう人が、出て来てもおかしくないなと思いました。
前半を乗り切っても、ツッコミどころのあるシーンや、どっかで見たことあるように思ってしまうシーンが出て来てなんだかなぁってなります!
しかし所々面白い気がしてくる部分もありました。
なので暇な人にオススメの作品です。
面白いシーン!
ブリックとケヴィンのコンビが危うくて面白い。
ケヴィンの目的が、犯罪行為で名を残したいからって理由なのも良かったですね。
特に爆弾を取りに、デュモイの屋敷に行った時の、父親を殺して爆弾を取って脱出する流れは良かったです。
冒頭の拷問して燃やした奴が生きていた!意外性ありましたね。すぐ死んじゃいましたけど、あの状態で大した火傷が無くて凄いブリック。
ロビー役のブランドン・オーレの演技が上手いですね!ザ・悪役感出てて素晴らしかったです。
ケヴィンの裏切り、APIの効かないケヴィンがみんなを撃つ。
自分の事をヒーローだと言うケヴィンがかっこよかった。
弟ローリーの存在も蛇足感があるような気がしちゃいました。
なんかおかしくない?ツッコミ所!
APIって簡単に誤魔化せるっぽい?
警官経由で分かったのは、事故に見せかければAPI関係ない。
序盤に意味深に出てきた、安楽死専門家のヒュー・リッキー。
彼から買い取るソ連製の脳をイカれさせる薬がキーになりましたね。
めっちゃ都合良いアイテム!銀行強盗の時に脳へダメージが来てたから、脳をグチャらせるれば何とかなるのを予測してた?
あの感じだと、薬物乱用してる人たちは制御できなさそうな予感がしますね。
インプラントで効果を無くす事も出来るので、インプラントを裏社会で完成させれば強引に無効化出来るとかもありそうな予感がしました。
実はそばに、迫ってました展開が多い!
攫われたシェルビーを追っているブリックが、ロビーの背後に立ってるシーンはかっこよかったですね!でも連れて帰る間に、頭撃たれた死体がいっぱい転がってたので、ロビーが銃声で気づかないのおかしくない?ってなりました。
最後のケヴィンの裏切りシーンも、ケヴィンの背後にやってきてる車に気づかないのおかしくない?ってなりました。
あの距離でしかもAPI効いてないなら、気づくやろ~ってなっちゃいましたね。
シェルビーは実はFBIのスパイ!!
妹を人質に取られていてFBIに強制的に協力しているシェルビー。
狙いはケヴィンだ!、えっと、それならもっと早い段階でケヴィンだけを襲えたと思うのですが。。。
意味深な警官の存在!
警官の存在居る?序盤から出てくるけど絡みなし!
最後シェルビーボコってたけど、それだけ。
API施設の警備がザル過ぎる。
そんな大掛かりなイベントならもっと警備必要でしょうに。
発動後ならわかるけど、発動前は警戒しなさいよ!
シェルビーを救いにトラックで現れたブリック!!
かっこいいシーンだけど、そこに行くまでの間に警備達がシェルビーの、後を追うだけで何もしないのおかしくない?
あの死に方したブリックの遺灰はどうやって手に入れたんだろう。
綺麗にまとめたかったのかな。
ツッコミどころの方が多くなっちゃいましたね。
でもしょうがないですね!
全体的に見たら微妙なんですけど、所々楽しめるので、計画犯罪が好きな人にはオススメかもしれません!
監督・キャスト
監督
オリヴィエ・メガトン
原作
リック・リメンダー
グレッグ・トッキーニ
キャスト
グラハム・ブリック: エドガー・ラミレス
シェルビー・デュプリー: アンナ・ブリュースター
ケヴィン・キャッシュ: マイケル・ピット
ウィリアム・ソーヤー: シャールト・コプリー
ピート・スレイトリー: ショーン・キャメロン・ミッチェル
ロビー:ブランドン・オーレ
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