映画 ライト/オフ 感想 ダイスで決める人生

ライト/オフ
原題:Lights Out
日本公開:2016年8月27日
上映時間:81分

あらすじ

「電気を消したら、“それ”は来る。」暗闇に現れる不気味な“何か”に怯える弟を守るため、久しぶりに実家に戻ったレベッカ。沢山のライトを準備して、そこで一晩を過ごす決心をした彼女だったが、一つ、また一つと電気が消えていくその家で、“それ”は暗闇からレベッカたちを狙っていた。

こんな人にオススメ!

本格的なホラーが見たい人!
明るいライトに安心したい人!
家族愛のあるホラー映画が見たい人!

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ネタバレあり感想

面白い!!
思ってた以上に、本格的なホラー映画でした!
開始5分で起きるホラー展開で、一気に心掴まれます!

冒頭からこの流れって、どうなってしまうんだ?!とワクワクしました。
それと同時に、えっ怖すぎません?となります!

暗闇に蠢く存在、ライトを付けると見えなくなる。
そして現れる黒い影「ダイアナ」が最初から最後までずっと一家を襲っていきます。


恐怖演出が良い!
ダイアナはソフィーに憑りついてるけど、ソフィーとは関係ない場所に出まくる!出てすぐは殺さずに、扉を開けたり、電気を操ったり罠を仕掛けたりと何でもできちゃう!

1番の得意技はライトの点滅に合わせて、相手を驚かしながら襲う事!
狩りが好きみたいな雰囲気がありましたね。
序盤からずっとダイアナがちょろっと出て来て、暗闇がある場所が怖く感じるようになる演出が素晴らしい。

マーティンがレベッカの家に泊まりに行くと現れるダイアナ。
レベッカがダイアナに気づき、ダッシュで電気を付けに行く流れは怖すぎて最高でした。
2回目のレベッカの家で、ブレットが買い出しに行ってる間にノックがして、開けると誰もいないって演出も最高です!

最後の家の中での戦いは、良い感じに怖さと、どうなるんだろうというワクワク感がありました。
ソフィーから紙を受け取ると、助けてと書かれた文字が書かれている。さぁラストバトルの始まりだ!って感じがしますね!

地下室に閉じ込められてブラックライトで気づくダイアナの文字。
もしかしてダイアナが生きてる時に13歳まで閉じ込められてた家だったりするのかな?
それとも、うっすらと出れた時に暗闇があるのが地下室だけだったから、地下室に文字を書いたのかな。
ブラックライトに照らされてる地下室ってだけでも怖かった。

そして脱出できたブレットが通報して現れる警察官二人!!
レベッカ達が地下室から出れたけど、当然の如く死んでく!
ライトを付けなきゃ見えないなんて誰も信じれないよね~
銃を撃った時だけダイアナが消える演出が良かったですね!

ダイアナ
母親ソフィーとダイアナの関係が明らかになるに連れて、全ての謎が解き明かされる展開が熱い!考察含みます!

ポールが調べた記録によると、ダイアナは13歳の時に地下室で見つかる。父親は自殺していて、そばの壁には頭の中に入り込むと書かれていた。
珍しい皮膚の病気を持っていて、マルベリー・ヒル病院に入れられてソフィーと出会う。

ダイアナは人の心を操る力を持っていて、他の子供達の心に入り込み操っていた。その中の一人がソフィーだった。

病院の光の治療実験の最中に、ダイアナが燃え尽きて跡形もなくなってしまう。
その後、ポールと出会い薬を飲み、メンタルの安定を得たソフィーは、ダイアナを見なくなる。

ソフィーが歳を取り、レベッカが家から出て、心に不安を覚え初め徐々にダイアナが現れます。そしてポールを襲うこの映画の冒頭に繋がります。

物語の結末
「ママの心が強ければダイアナを追い出せる」
これがわかったレベッカとマーティンは、どうやってダイアナを倒すんだろうとワクワクしていました。

子供達が襲われてるのを見て母親が心を強く持って、ダイアナが消える、そしてエピローグでダイアナ復活エンド。みたいな王道パターンもあるかなって考えてたんですけど、まさかの母親ソフィーの自殺でダイアナ消滅。

ハッピーエンドならず!!久しぶりに憑依系で救われない作品を見ましたね。
こればっかりはしょうがない気がしますけどね!王道パターン行くか、この終わり方しか見えない気がします、だからこそ裏切って欲しかったですね。
これはこれで面白いんですけどね!

序盤から最後まで恐怖演出の連続で、全く飽きませんでした!
全てのストーリーが綺麗に繋がってる良作品でした!

監督・キャスト

監督
デヴィッド・F・サンドバーグ
キャスト
レベッカ:テリーサ・パーマー
マーティン:ガブリエル・ベイトマン
ポール:ビリー・バーク
ブレット:アレクサンダー・ディペルシア
ソフィー:マリア・ベロ

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