作品概要
フレディVSジェイソン
原題:Freddy vs. Jason
日本公開:2003年10月18日
上映時間:97分
あらすじ
エルム街の住民達は、今や殆どフレディの存在を忘れ去っていた。自分の存在を人々に意識させることで力を得ているフレディは、危機を感じ現実の世界の殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズを操り、エルム街に再び恐怖を蘇らせ復活しようと画策する。姪の手で倒された彼の夢の中に現れたフレディは、母親であるパメラ・ボーヒーズに化けて彼を覚醒させ、エルム街で殺戮を行うよう仕向ける。
こんな人にオススメ!
フレディ・クルーガーが好きな人!
ジェイソンが好きな人!
VSシリーズの作品が好きな人!
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ネタバレあり感想
かなり面白い!!
【エルム街の悪夢】のフレディ・クルーガーと【13日の金曜日】のジェイソンを戦わせるVSシリーズの作品!!!
この二人を戦わせるってちゃんと面白くなるんかいな!?って不安に思いながら視聴してみました。しかしめっちゃ面白く仕上がっています!
VSシリーズは外れが多いのかなって思ってたんですが、これは大当たりでした!
この映画は凄い事に、フレディの強みを生かしたホラー要素、ジェイソンの強みを生かしたホラー要素を上手く融合して描いています。
更に【エルム街の悪夢】も【13日の金曜日】どちらも観ていなくても楽しめるようにシンプルに作られています!
フレディとジェイソンの存在理由が明確なのが、わかりやすくて見やすいですね。
最終的に対決する、フレディとジェイソンの戦いも始まる理由が作風にきっちり合わせていて、雑な要素が少ないです。
ストーリー的にはエルム街の悪夢の6作目、エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメアから10年後のお話です。
エルム街ではフレディへの緘口令が引かれ、みんなから忘れ去られていき、力を無くしていきます。そこでフレディが目を付けたのがジェイソンの存在。
母親のパメラに化けてジェイソンを呼び起こします。
眠ればフレディに殺されて、起きていればジェイソンに殺される。
完全に詰みのような状態ですが、恐怖心を与えてる状態で眠らせたいだけのフレディの意思とは裏腹に、寝てても殺してくジェイソンにフレディが困っていきます。
この戦わせるための下準備的なのが上手いなーって思いました。
人間は完全にフレディとジェイソンの的でしかないんですが、主人公のローリーたちは何とかフレディとジェイソンを倒そうとします。
個人的に1番かっこよかったシーンは病院で、ジェイソンが歩いてくるのを一人で止めようとして薬を刺す代わりに真っ二つにされる彼ですね!
あの流れと勢いと、やっぱ死んじゃうよね!って感じが最高でした!
クリスタルレイクでジェイソンを挑発して、ぶっ飛ばされる彼女もかっこよかったです。
結構良いシーンが多い作品でもありますね!
フレディVSジェイソンは、まず夢の中でジェイソンが水を怖がることを知ったフレディが水を浴びせてコントロールしようとするのも良かったですね。
夢の中でフレディを掴み、目覚めることによって現実世界に出現させ、フレディとジェイソンが戦う事になる。
お互いの強みを生かした、壮絶な殴り合いが見応えたっぷりでしたね!
最後はフレディの右腕をフレディに突き刺し、湖に沈むジェイソン。
ローリーが「お前は俺のものだ」と言いながら首を跳ねる!
エンドロールが始まり、ジェイソンが湖から出てくると手でフレディの頭を掴んでいる。フレディの目がこちらを向き、ウインクする。そして響き渡るフレディの笑い声。
全体的にサクサクっと死んでいく人間達の死に方が良いです!
フレディとジェイソンの良さが生きています。
ラストの一連の流れが完璧でした!きっちり終わらせて、いつも通り次回作を匂わせる。素晴らしい終わり方です!
【エルム街の悪夢】と【13日の金曜日】の面白い所を取り、上手く融合させた素晴らしい映画でした!
監督・キャスト
監督
ロニー・ユー
キャスト
フレディ・クルーガー:ロバート・イングランド
ジェイソン・ボーヒーズ:ケン・カージンガー
ローリー・キャンベル:モニカ・キーナ
ウィル・ローリンズ:ジェイソン・リッター
キーア:ケリー・ローランド
ギブ:キャサリン・イザベル
チャーリー・リンダーマン:クリス・マークエット
マーク・デイビス:ブレンダン・フレッチャー
トレイ:ジェシー・ハッチ
ビル・フリーバーグ:カイル・ラビーン
スコット・スタッブス:ロックリン・マンロー
キャンベル医師:トム・バトラー
ウィリアムズ保安官:ゲイリー・チョーク
パメラ・ボーヒーズ:ポーラ・ショー
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