映画 セル 感想 ダイスで決める人生

セル
原題:Cell
日本公開 2017年2月17日
上映時間 98分

あらすじ

コミック作家のクレイは、ボストンの空港から別居中の妻と息子へ携帯電話で通話中、電話のバッテリーが無くなってしまい、途中で切れてしまう。
すると、突然周囲で携帯電話で話し続けていた人々が次々と狂暴化、無差別に殺戮の限りを尽くし、一瞬にして空港は血の海と化す。
命からがら地下鉄に逃げ込んだクレイは、車掌トムと少女アリスと出会い、3人で力を合わせて助け合いながらボストンを脱出。とにかく妻と息子が住むニューハンプシャーを目指す3人に、次々と狂暴化した人間=”奴ら”が奇声を発し襲い掛かって来た。

こんな人にオススメ!

スティーブン・キング原作作品が好きな人!
パニックホラーが好きな人!
モヤモヤしたい人!


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ネタバレあり感想

途中まで面白い!!ワクワクする展開は結構あるけどオチがちょっとよろしくないですね!低評価も多そうだけど俺は好きな作品かな!

簡単にストーリーの流れを書くと
序盤の空港での異変が起こるスピード感、 サミュエル・L・ジャクソンとの合流。
学校での寝ている狂人を一掃するためにタンクローリーで轢きながらオイルを撒き火をつける。
バーでロックもしっかりしてたがドア越しに聞き耳を立ててしまい狂人化して不意打ちを食らう主人公たち。
実家に子供がいなくて行方を捜すために電波塔へ向かう。
みんなの夢に出て来る赤いパーカーの男が現れた倒し狂人たちを車ごと爆発させるが それは夢で現実は狂人の中の一人になってしまっていましたEND


空港で逃げ惑う人々や状況を飲み込めていない人、疾走感とワクワク感は素晴らしいですね。
タンクローリーで大量の狂人轢くのえぐいですね!そしてオイル撒いたタンクローリーにも火が付いちゃって爆発して校長に破片が刺さり死んでしまうのはびっくりしましたね、えっこんな死に方するの?!ってなりました。

そしてバーでの狂人化、どんどん狂人達がアップグレードしてるのがわかってきますね、普通にもう無理じゃん感が凄く出てきます。
目が覚めるとみんな襲われてる絵が凄いですね!なんかリアル!実際油断してるところに襲撃されたらこんな感じになりそうですよね。
そしてアリスがまさかの死亡。絶対死なない立ち位置のキャラかと思っていました。可哀そうで結構ダメージ来ましたね。

実家で妻の変わり果てた姿を見て一人で電波塔に向かうクレイ、綺麗に終わるのかと思いきや爆発も無く狂人に取り込まれてる夢オチ!息子とも出会えず電波塔の周りをぐるぐる回る狂人の群れの一人になるバッドエンド!
赤いパーカーの男も謎のままで終わり!
もやもやする人も多そう!いや、しない人の方が少ないか。
別れたトム達のグループがどうなったかくらいは描いて欲しかった感ありますね。
この作品スティーヴン・キング原作なんですけど原作もこういう感じなんですかねー、少し原作を読んでみたいなって思いました。

この作品オチのもやもや感を除けば良質なゾンビ系パニックホラーだと思います!オススメはしないけど面白いよ!

監督・キャスト

監督
トッド・ウィリアムズ

キャスト
クレイ・リデル:ジョン・キューザック
トム・マッコート:サミュエル・L・ジャクソン
アリス・マックスウェル:イザベル・ファーマン
シャロン・リデル:クラーク・サルーロ
ジョニー・リデル:イーサン・アンドリュー・カスト
ジョーダン :オーウェン・ティーグ



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