作品概要
アップグレード
原題:Upgrade
日本公開:2019年10月11日
上映時間:95分
あらすじ
近未来。グレイ・トレイスは妻のアシャと仲睦まじい日々を送っていた。しかしある日、謎の組織に襲われ、最愛の妻を失い、自身も全身麻痺の重症を負ってしまう。失意の中、巨大企業の科学者がある提案をされる。彼の目的は、実験段階にある「STEM」と呼ばれる最新のAIチップを人体に埋めることだった。
こんな人にオススメ!
新しいタイプのアクション映画が見たい人!
サスペンス色のあるアクション映画が見たい人!
近未来の設定が好きな人!
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ネタバレあり感想
面白い!!
近未来を舞台にした作品でアクションシーンが独特で熱いです!
物語は、主人公グレイと妻のアシャが車で走行中に事故に遭って横転し外に出ると男の集団に囲まれる、そして妻のアシャを目の前で殺される。
3か月後、四肢がマヒして車椅子生活のグレイは知り合いのエロンにより、身体にステムというシステムを入れて動かせるように改造してもらう。
ステムと会話しながら、アシャを撃った犯人を捜す。
アクションシーンが独特!
ステムに身体を預けると、コンピュータで動きを予測して全て対応していく!
動き的にはマトリックスのネオ感があります。
そしてステムにコントロールさせているから、動きがぎこちなく機械的になるのが素晴らしいです。
歩き方もロボット感があります、グレイ役のローガン・マーシャル=グリーンの演技が良いですね。
ステムに身体を任せてる時は機械的に処理する為、グロシーンが多いです!
ギャグシーンも面白い!
グレイが事態を飲み込むために、1秒待ってくれと言うと、ステムが「1秒経過」を告げる。
トイレで相手をボコボコにしてグレイが「俺は忍者だ」と言うと、ステムが忍者ではないと否定する。
グレイとステムのテンポの良い掛け合いが面白かったです。
近未来の世界でも頼れるのは警察の勘
女刑事のコルテスが四肢が麻痺してるグレイを疑っている。
犯行現場の付近でドローンの映像でグレイを発見して、PCでグレイを容疑者にしようとするが、不一致判定が出る。
それでも諦めずにグレイを疑い続けて、盗聴器を付ける。
盗聴器はアナログ、乗ってる車は普通の自動車の為にステムが気づけずにグレイの犯行がバレて追われてしまう。
この辺の近未来設定だから起こってしまうミステイクがリアルで面白いですね!
フィスクの部隊
グレイの妻アシャを殺したフィスクの仲間、全員左腕が銃に改造されている。
その中でもリーダーのフィスクが強く、ステムよりも強力!
相手の行動予測能力が高く、ステム起動中のグレイをボコボコにする。
唾の粒子が攻撃性を持っていて、かけられた相手は内臓をぐちゃぐちゃにされる。
フィスクは兵士として国の為に戦い、実験台になったと話す。
グレイは隙を作るためにトイレで殺した男を使い挑発して倒す。
黒幕はステム
ハッカーの手によって、エロンの強制終了を妨害しつつ、行動の制限を解除した。エロンの元へ向かうグレイ。
ステムに操られていたと話すエロンは、ステムを破壊しようとするが、失敗する。ステムの目的は人間の身体を手に入れる事、グレイの身体はステムに適合してしまった。
女刑事のコルテスも現れるが、ステムによって幸せな仮想世界にグレイが閉じ込められると完全に身体をコントロールする。
バッドエンドオチ!でも面白かった!
ステムとグレイ良いコンビだと思ったのに、、、
でもフィスクの部隊とか見ると、エロンが関わってないわけないよなぁって感じがしましたね。
あの世界はドローン飛んでる近未来ってだけで、軍事的な部分がどういう感じなのかは、語られてなかったのでわからないですけどね。
フィスク戦殴り負けてたのは、相手が軍人だったから身体能力的にステムは勝てなかったのかな。
エロンもフィスクの部隊の存在を知ってるから、大っぴらに妨害は出来なかったのかな。
それでもエロンは途中で妨害しようとしてたけど、あれはなんでなんだろう。
ちょっとエロンの行動は腑に落ちない所がありますね。
アップグレードは、機械的な戦闘シーンがとてもカッコイイ作品で楽しめました!
監督・キャスト
監督
リー・ワネル
キャスト
グレイ・トレース: ローガン・マーシャル=グリーン
コルテス: ベティ・ガブリエル
エロン・キーン: ハリソン・ギルバートソン
フィスク: ベネディクト・ハーディ
アシャ・トレース: メラニー・バレイヨ
トーラン: クリストファー・カービィ
マニー: クライトン・ジェイコブソン
ドクター・バティア:サチン・ジョアブ
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