【Netflix】赤い光点/Red Dot 感想 ダイスで決める人生【映画】

作品概要

赤い光点
原題:Red Dot
日本公開:2021年2月11日Netflix配信
上映時間:86分

あらすじ

ケンカばかりの毎日をリセットするため、スキー旅行へとやってきた若夫婦。子供が生まれることがわかった矢先、姿の見えない殺人者に執ように狙われ始める。

こんな人にオススメ!

サスペンス映画が好きな人!
ネットフリックスの映画が好きな人!
ストーリーがしっかりとある作品が見たい人!

ネタバレあり感想

まあまあ面白い!Netflixで配信されたスウェーデン産のサスペンス映画です!
ありきたりなストーリー展開だけど楽しめる作品でした!

大学生カップルが卒業後に行った場所でとんでもない目に遭う作品ですが、襲われる理由も明確にあり納得感が強いです。
動物の死亡描写があるのでそういうのが苦手な方は要注意です!

ストーリー

傷だらけの男が「彼女は悪くない」と何かに言っている。

場面は変わり、大学卒業の日傷らだけだった男ダビットは、彼女のナジャにラジオ番組を使いプロポーズする。
引っ越して一緒に暮らしを始め隣人のトーマスと仲良くなりながらもケンカばかりしていた二人は、子供が生まれることがわかり心機一転するためにオーロラを見に行く事になる。

ダビットは、ホテルへ向かう途中で鹿を狩猟している男の車に軽く接触して傷をつけてしまう。謝らずにその場を走り去るが、辿り着いたホテルのロビーでその男が仲間と飲んでいるのを見掛ける。

次の日になると、ダビット達の車に差別発言が書かれている。
車を走らせているとロビーで見かけた男が居てナジャは言い合いをする。

そして予定の場所に辿り着き、テントを張り夜になると、レーザーポイントで狙われてしまう。子供のイタズラかと思っていたが、犬のボリスが走っていき銃声が鳴り響く。

逃げ出すダビットとナジャだが、発煙筒が焚かれスノーモービルが追ってくる。逃げ込んだ納屋で夜を過ごし、次の日にテントに戻ると中にはボリスの首が置かれていた。

再度狙撃され、隠れているとダビットは1発撃つとリロードしてもう1度撃つのに10秒かかる事に気づきタイミングを見計らって走り出す。
ダビットは転び雪の中で人影を見る。

ダビットの足元の氷が割れ沈んでしまうが、ナジャが助け出す。
小屋の中に隠れて体を温めて次の日の朝になると、スノーモービルから人が降りてくる。
小屋から逃げ出し隠れているが、追い込まれ発煙筒を撃ちだし当てる。
更にそこから走り出すると、ダビットは意識が朦朧としながら「あの子が頭から離れない、通報すべきだった」と言い幻覚を見始める。

ナジャが遠目にあった家を見に行くと、トラブルになった男が現れ「何してる?」と話しかけてくるが後ろから現れたデビットが石で殴り殺してしまう。

家に辿り着くと、男が電話を掛けてくれるが、様子がおかしい。
他の部屋に逃げ込むと、そこにはナジャとダビットの写真が壁に貼り付けられていた。

そこにやってきたのは隣人だったトーマスだった。
時間が戻りダビットがナジャにプロポーズした後に車をいちゃつきながら走らせていると何かを轢いてしまう。
見に行くとそれは子供だった。小さい男の子を轢いてしまった。しかしダビットは人生が終わってしまうと言いナジャの言葉を無視して通報せずにその場を走り去る選択をする。

トーマスは自分の子供が死んだあと、ドローンなどを使いその時の情報を集めダビットの車に行きつく。そして復讐の為にダビット達の隣に引っ越して隣人として仲良くなり、この場所に誘い込むためにチケットをデビットに渡す。

トーマスは電動ドリルをデビットに渡し、ナジャを生かすために縛り付けられているナジャのお腹にドリルを当てろと命令する。

しかしデビットには出来ない。トーマスがナジャの頭を撃とうとするとそこへ、発煙筒を当てた男が入ってくる。トーマスも誰かは知らないようだ、その男が騒ぎ立てるとトーマスが男を撃ち抜き、反動で家主の男も撃たれる。

争っている隙にナジャの縄を解き外に出るが、足を撃たれているデビットは歩けない。

トーマスが家から出てそばで動けなくなってるデビットを見つける。
ナジャは石で殺した男の死体付近に猟銃を見つける。

トーマスがデビットに猟銃を向けるとナジャも猟銃を持って現れる。
ナジャが猟銃を撃とうとするとトーマスは猟銃を降ろす、そしてナジャは後ろから頭を撃ち抜かれてしまう。

殺してくれと言うデビットにトーマスはもういい、生きろと告げる。
デビットはあんたの気持ちが分かったと言い殺してくれと叫ぶ。
END

まとめ感想!

因果応報!あの時通報していればこんな事にはならなかったかもしれないのに・・・、でも多分トーマスのやり口的に通報しててもこうなってたような気もしてきますね。ただ殺すだけじゃなく隣人になり、仲良くなり絶望を味合わせる為にシチュエーションを用意するって狂気的過ぎますね。
そういう行動をするのは理由が理由なだけに納得感もあるのがこの映画の素晴らしい所ですね。

途中までは一方的に襲われてなんでなんだろうってなるんですけど、途中からダビットが匂わせる発言をしてきてもしかすると時系列滅茶苦茶系の話になっていくのかなって思ったらそんな事は無く、過去の行動が原因でしたね。

登場人物が少ないので最初から謎に親しい隣人は怪しかったですね!
最後に母親が登場するのも2人組っぽい描写があったのでやっぱりって感じでした。最後のデビットにとっては絶望的な終わり方も良い味を出していたと思います。

序盤でトラブってた人たちは何も関係がないって言う可哀想さ。殺意あるならあそこまで近づかないでしょうに、って思うんですけど襲われてる側からしたらわかりませんもんね。

発煙筒当てた男をトーマスが知らなかったって事は、本物の救助隊だったのかな?あの家だってどうやって分かったんだろう。
そこだけが凄く謎でした!

それとあの空間で何日間も昼夜過ごしていましたけど、食料とか体温とか色々問題あると思うんだけど大丈夫だったのかなぁって心配になっちゃいましたね。

ネトフリ映画の赤い光点は、内容自体はほどほどに面白いサスペンス映画だったと思います!

監督・キャスト

監督
アラン・ダルボルグ
キャスト
ナンナ・ブロンデル
アナスタシオス・ソウリス
トーマス・ハンソン
ヨハネス・バー・クンケ
トーマス・ベリストローム
カレド・ムストネン
アンナ・アスカラーテ

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