作品概要
ローグシティ
原題:BRONX
日本公開:2020年11月Netflix配信
上映時間:116分
あらすじ
腐敗した警察と敵対するギャング組織がはびこるマルセイユで、信じられるのは己のみ。そう心に刻み込み、正義に燃える刑事はチームとともに悪に立ち向かう。
こんな人にオススメ!
ギャング映画が好きな人!
汚職警官絡みのストーリーが好きな人!
銃撃戦が好きな人!
ネタバレあり感想
面白い!!フランス映画のクライム・サスペンス作品!マルセイユで汚職警官、マフィアが絡んだ重圧なストーリー展開が良い具合に描かれています。
昔の映画にあるような縄張り争い、権力争い、そして一つのミスから生まれる亀裂が全て狂わせてくる流れは最高でした。
俳優陣も有名所だとジャン・レノやパルクールアクションの映画アルティメットのダヴィッド・ベルなどが出ています!久しぶりにこの二人を見ました。ジャン・レノはすぐわかったんですが、ダヴィッド・ベルはキャスト情報調べてから出てたんだと知りました。パルクールないとわからん!
簡単なストーリー展開!
冒頭から警察官の自殺。そしてその警官はウロンスキーの警察官チームの一員だと判明する。どうしてそうなっていくんだろう。と思っているとマフィアの縄張り争いが始まり、それには汚職警官も関わっていた。
ウロンスキーチームは事件の真相を独断で探る。情報を手にしたウロンスキーチームは取引現場を襲撃する。何名か射殺するが、逃げられてしまう。
後日、殺した人物の一人が麻薬取締局の潜入捜査官だと判明する。
ステファンは激怒するが、ウロンスキーチームの犯行とはバレていない。
弾道検査でウィルの銃から発砲されたと判明する、それと同時にウィルは家族を殺し銃で自殺する。
ウロンスキーはパスティアーニ家を訪ね、レオネッティの脅迫書類を手に入れ汚職事件から手を引かせる。
仲間の死と贖罪から全てを清算したウロンスキーだが、仲間を殺されたステファンの怒りは収まっておらず、ウロンスキーチームとレオネッティ、そして娘のマノンも殺害する。END
まとめ感想!
銃撃戦で全部終わらせるぜ!ってわけじゃなくマフィアとの取引で終わらせていくリアリティが良かったです。そして全部解決してハッピーエンドかと思いきや、麻薬取締局のステファンが仲間を殺した連中に制裁を与える展開!、これまたリアルですね。おそらく大事な仲間だったんでしょうね。
全てを捻じ曲げても報復する意志力、車の中での眼力とか凄まじいものがありました。
人間関係がかなりリアルに描かれていた分、ラストシーンの衝撃度が凄かったです。首謀者に制裁ならわかるんですが、関わった奴全員行くのかと驚きました。あの潜入捜査官の件が無ければ、ものすごくハッピーエンドになったんじゃないかなと思いました。
たった一つの出来事が全てを狂わせる、それを描いたとても面白い映画だと思いました!
監督・キャスト
監督
オリヴィエ・マルシャル
キャスト
ウロンスキー:ラニック・ゴートリー
スタニスラス・メラール
カーリス
ダヴィッド・ベル
レオネッティ:ジャン・レノ
クラウディア・カルディナーレ
ジェラール・ランヴァン
パトリック・カタリフォ
ムーサ・マースクリ
カトリーヌ・マルシャル
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