目次
作品概要
トゥモロー・ウォー
原題:The Tomorrow War
日本公開:2021年7月2日AmazonPrime Video配信
上映時間:138分
あらすじ
タイムトラベラー達が緊急のメッセージを届けに2051年からやってきた。その内容は今から30年後の未来、人類はエイリアンとの戦争に敗れると言うものだった。人類が生き残る勇逸の希望は、今、ここにいる兵士や民間人を未来に送り込み戦いに参加させる事だった。
こんな人にオススメ!
タイムトラベラー系の設定が好きな人!
エイリアンと戦闘する映画が好きな人!
家族愛が見たい人!
ネタバレあり感想
滅茶苦茶面白い!!
アベンジャーズ映画、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで主人公のピーター・クイル役のクリス・プラット主演!
クリス・プラット&エイリアンで期待値MAXで見始めたのですが、期待を越える面白さでした!
シガニー・ウィーバー主演のエイリアン系の映画が好きな人にはガン刺さりする映画です!
普通の銃じゃ中々死なないエイリアンが群れを成して襲ってくる!そしてラスボスはクイーン!予定調和だけどそれが面白い!!
この映画は、エイリアン要素だけじゃなく、タイムトラベル、家族愛等、様々なテーマが描かれています。
全て強引さも無く自然に絡めてるので非常に楽しめました!
未来へテレポート!
2051年の未来から兵士達が現れる。未来では人類が滅亡しそうになっていて助けを求めに来た。
何故この時代かというと設置したワープ装置のリンクがこの時代にしか繋がらなかったのと、急造のため時間が無く装置を量産する事は出来ないようだ。
主人公のダンは、腕に装置を付けて未来に飛ぶ、しかしシステムにエラーが出て上空にテレポートされてしまう。多くの人間が地面に叩きつけられて死んでしまう中で、ダンたちはプールに落ちる事で助かる。
今回のテレポートの目的は、ホワイトスパイクに襲われている研究員たちの救出だった。
序盤からスピード感があって面白い!、テレポートしたら上空スタート!ガンガン人が死んでいく!ワープする前はかなりの人数居たんですけど10分の1も居なくなってしまいました。
そして研究員のビルに潜入!そして現れるホワイトスパイク!めっちゃ固い!腹と顎意外にダメージ入らない!そして早い。
ビル脱出後に、走って逃げるていると目の前に車に乗った救援部隊が現れる!しかしホワイトスパイクの群れに襲われて大破する。助かったと嬉しそうにするダンの前に現れる絶望!空爆の時間も近いのにこのタイミングでホワイトスパイクは詰んでますね!
ホワイトスパイクが想像以上に数が多くてビビりますね。
確かにこれだと事前に敵の情報教えたら誰も未来来なくなりますねw
滅んだ市街地にエイリアンの群れ、序盤からめちゃくちゃ熱い!
ホワイトスパイクへの対抗手段!
未来の世界の司令官はミューリ・フォレスター、つまりダン・フォレスターの娘が成長した姿だった。
研究の結果、ホワイトスパイクに効く毒が作れるがメスには効かない。メスを捕獲して実験をしてメスにも効く毒が作れれば人類は勝てると話し、捕獲しに行く。
犠牲を出しながらも捕獲に成功し、水上にある基地に連れ帰る。ミューリの話では毒が作れてもこの時代では量産が間に合わない。だからダンにこの毒を2022年に持ち帰らせこの時代のような状況にならないようにしてほしいと話す。
適合する毒を制作が完了するとメスが目覚め雄たけびを上げる。水中の機雷をに当たりならホワイトスパイクの群れが基地を襲う。
ダンの転送のタイムリミットが迫ってくるなかで、ダンはミューリを脱出させようとする。しかしメスのホワイトスパイクに攻撃を受けてミューリは動けなくなる。
ミューリがホワイトスパイクと共に海に落ちそうになる。手を差し伸べるダン。しかし転送が始まりダンは2022年に戻される。
感動的な流れでした。司令官がミューリだと判明し、徐々に打ち解けていったダンとミューリ。
二人の関係はいつかは終わるとわかっていたんですが、終わり方があまりにも悲しい。
毒を持ち帰ったダン。妻のエミーに未来のミューリに会ったと話し、救えなかったと涙ながらに語る。
悲しいエンディング・・・と思いきやまだまだ続く!!対抗策の毒も入手してメスのクイーンとの戦闘があったりしたので話の展開的にも勝手にラストバトルだと思っていました。
全ての起源ロシアへ
エミーのアドバイスを聞き、ダンはホワイトスパイクたちは宇宙から来たんじゃなく、地球に大昔から居たんじゃないかと推測する。未来に一緒に行ったドリアン、チャーリー達と再度会い、ともに今の時代にいるホワイトスパイクを倒そうと勧誘する。
記念品の爪にあった成分から時代を特定して、ロシアの発生源になるおおよその位置が判明する。
約1000年前にこの地にやって来た宇宙船が不時着し氷河に閉じ込められた、そして氷河が解けてホワイトスパイクたちは解凍されたようだ。
まだまだ続くこの映画!最終バトルに突入!
ロシアにエイリアン達が居るとわかって政府に報告するが、相手にされない!そういうところはリアル志向!実際こういう対応してきそうですよねw
仕方なくダンは父親に協力を申し込む。そして父親と和解してロシアに潜入する。
記念品や父親との会話などフラグを回収していく流れが気持ち良かったです。
宇宙船の中には操縦士らしき宇宙人が凍死していた。ホワイトスパイクたちは運んでいた荷物だったようだ。
眠っている状態のホワイトスパイクに毒を打ち込み倒していくが1体が叫び出し、連鎖して他のホワイトスパイクが目覚めていく。
どんどん起きてくるホワイスパイクだが、ドリアンが爆弾を抱え宇宙船ごと爆発する。
しかし1匹のホワイトスパイクが逃げ出してしまう。そのホワイトスパイクは腹が赤いメスだった。
未来の世界でミューリを死なせるきっかけになったホワイトスパイクを追い、ダンは雪上を走る。
宇宙船もっと大きいかと思ったんですけど、ちょっと小さめでしたね。ホワイトスパイクも数は多くなくてクイーンが時間をかけて増やしていったんですね。
最後のクイーン戦は激熱でした。
毒を撃たれたクイーンが、自分の腕を食いちぎるというパワープレイをして絶望感を与えてきた状態で、父親がダンを生き残らせる為に自分の手を切り血でおびき寄せて崖から落ちようとする。
しかしそれをダンが止めてクイーンの口の中に毒をぶち込むことに成功する。
一連の流れがスピード感あってかっこよかった!生存本能高いエイリアン系モンスターは怖すぎますね!
父親絶対死ぬと思ってたのに生き残ってびっくりしました、孫娘にも会えるようになって完全にハッピーエンドでした。
まとめ
市街地、水上基地、宇宙船、雪上など様々なシチュエーションでホワイトスパイクと戦っていくのが良い!
基本的にホワイトスパイクの1体1体が硬すぎて中々倒せないのに数が膨大で絶望感が凄くて、これどうなるんだろう何人生き残れるんだろうってワクワクできました!
エイリアンバトルだけじゃなくダン一家の家族愛も深く描かれていて感動的でした。
未来ミューリとダンの関係性は思い出すと泣けてきそうです。
戦闘シーンも感動的な要素もあるトゥモローウォーはとても面白くて、いろんな人に見てもらいたいと思った映画でした!
監督・キャスト
監督
クリス・マッケイ
キャスト
ダン・フォレスター:クリス・プラット
ミューリ・フォレスター:イヴォンヌ・ストラホフスキー
幼いミューリ・フォレスター:ライアン・キエラ・アームストロング
ジェームズ・フォレスター: J・K・シモンズ
エミー・フォレスター:ベティ・ギルピン
チャーリー:サム・リチャードソン
ドリアン:エドウィン・ホッジ
コーワン:マイク・ミッチェル
ノラ:メアリー・リン・ライスカブ
ハート中佐:ジャスミン・マシューズ
トラン中佐:アラン・トロング
イケンバ中佐:チブイケム・ウチェ
ウッズ大尉:オラオル・ウィンファンケ
ディアス軍曹::セイチェル・ガブリエル
シンディ:エミリー・ラッド
ジギー:セイディー・シンク
ニック・グッド:テッド・サザーランド
アリス:ライアン・シンプキンス
ゲイリー:ドリュー・シャイド
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